ロイヤルエンフィールド | Royal Enfield コンチネンタルGT650 | CONTINENTAL GT 650
ロイヤルエンフィールドのコンチネンタルGT650は、並列2気筒エンジンを搭載したクラシック「スタイル」のスポーツモデルだった。わざわざカッコ付きで「スタイル」としたのは、ロイヤルエンフィールドは、ブリットに代表されるような、本当にクラシックなモデルを生産し続けてきたメーカーだから。クラシックなモデルたちも、環境への対応が必要とされるなかで、モダンな機構を取り入れてはきたが、コンチネンタルGT650とINT(インターセプター)650は、新開発のエンジンを搭載した正真正銘のニューモデルだった。排気量648ccの空冷並列2気筒270°クランクエンジンは、わずかに前傾して(バーチカル=直立ではない)、スチールパイプのダブルクレードルフレームに搭載され、カフェレーサースタイルのシートを装備していた。前後ホイールは18インチ、ブレーキはシングルディスク式。欧州排ガス規制のユーロ4に適合し、ABSも備えていた。2021年には、ユーロ5規制もクリア。2023年10月から日本市場で発売されたモデルでは、LEDヘッドライトの採用、ハンドル左側スイッチへのUSB電源ポート追加などの小変更を受け、キャストホイールを採用した「ダーク」も設定された。
07月19日
104グー!
おっさんの休日探訪記 40
涼を求めたら肌寒い初夏の高野龍神スカイライン
~じゅにあの復活を待ち望みながら~
早いもので5月の女神のいたずらの大惨事から約3か月が経った。梅雨時期と仕事で忙しい毎日を過ごし、ようやく休みが合ったので久しぶりに「0332R+」と新加入のタカヲ氏を招集。
猛暑を耐えるか。二度寝の誘惑に勝つか。その選択に迫られた夜間活動型で寝坊助の我々。珍しく7時30分という早朝集合という暴挙に出てみた。
眠気まなこを擦りながらバイクに跨る。おそらくメンバーみんなも同じだろう。
走り出すと、朝の爽やかな風が吹き抜ける。当然、気持ちいい。早起きは三文の徳というが、三文分は十分に元が取れる。
海南市から美里を抜けて高野山へ、先頭はイガラー隊長、続いて初心者タカヲ氏、サポート役の副隊長さっちぃ、ケツ持ち役はワタシという隊列でご機嫌に初夏の山中を駆け抜ける。
途中にある掛商店の「やきもち」はマスト。話好きの大将に捕まると1時間は帰してくれないので、そそくさと「やきもち」を頬張り、高野山に上がりそのまま高野龍神スカイラインへ。
途中、霧が濃くなり5メートル先は灰色でまるで異界に迷い込んだかのような幻想的な世界だ。少し霧雨に打たれながら、護摩山スカイタワーに到着。
さっちぃが「雨なんて聞いてへんで」「涼しい通り越して寒いやん」とメッシュのライダースジャケットの下に長袖を仕込む。この時期に「寒い」を体験できるとは思わなかった。
時計の針は10時過ぎを指している。いつもならば集合の時間だ。なんだかとても得をした気がする。三文どころか三十文以上の価値はある。よくよく調べると三十文を現代の貨幣価値で換算すると1200円。ちょうどそれぐらい得をした感じだ。
龍神を抜け、そろそろお腹が空いてきたので「そばと農園 和わく」という、いかにも蕎麦が美味しそうな店を発見。
ワタシは、「初めて行く蕎麦屋で絶対にもりそば注文してしまう病」に罹患しているので、迷わずもりそば2枚とミニ天丼を注文。美味すぎてあっという間に爆食。イガラー隊長とさっちぃ副隊長は、よっぽど寒かったのか温かい蕎麦を注文。
出汁のよい香りが正面から漂う。「出汁、うめぇ〜」と隊長。もりそば病を恨む。次は絶対に温かい蕎麦を頼もう。
蕎麦2枚の誘惑に駆られて、店の軒先で100%美味い手作りプリンが販売されていることをすっかり忘れていた。ワタシの腹にはプリンの入る余力はない。
さっちぃが美味しそうに食後のプリンを店の庭で食べているのを横目に、再び、もりそば病を恨む。
昼飯も食べたし、後は帰るだけ、海南に戻り最後の締めは「日方焙煎所」コーヒー。こだわりが非常に強い店なので外で結構待たされた、イガラー隊長は下界の暑さにやられてぐったり溶けそうになっていた。待ちに待ったコーヒーを一気に飲み干し、それぞれの家路に向かった。
「0332R+」のグループLINEでそれぞれに撮った写真などを共有するが、無事に7月初旬に脱獄(退院)した「じゅにあ」からは音沙汰がない。拗ねているのか、まだ、完治には遠いのか。
近いうちに快気祝いとして焼肉食べ放題に行こうと隊長と計画を練った。
そして、その時に次なる旅の計画を立てよう。猛暑が過ぎ、金木犀が香る頃。そのころにはきっと、じゅにあも隊列に戻ってきているはずだ。
「0332R+」の旅は、まだまだ終われない。
(おわり)