ケーティーエム | KTM 990 RC R

車輌プロフィール

KTM・990 RC Rは、2025年10月に2026年モデルとして発表されたストリートリーガルのスーパースポーツモデルだった。同時代の990デューク・シリーズと同系統の排気量947cc並列2気筒エンジン(LC8c)は、990デュークR(2025年モデル)と同じ130PS(94kW)の最高出力と103Nmの最大トルクを発生させていた。それを専用設計のクロモリ鋼シャーシに搭載し、風洞実験の成果としてのエアロダイナミクスに優れたフェアリングをまとっていた。レーシングトラックから抜け出してきたようなルックスでありながら、フットペグの位置が可動できるということや、ライドモードの変更、フルアジャスタブルのフロントサスペンションなど、長時間のツーリングユースにも対応していた。6軸IMUを搭載し、コーナリングABSやトラクションコントロールを制御した。ヘッドライトはLEDで、メーターには、8.8インチのTFTディスプレイを採用していた。

年 990 RC R PROTOTYPE (カモフラージュグラフィック)(カタログメイン)(カモフラージュグラフィック)
年 990 RC R PROTOTYPE(カモフラージュグラフィック) 年 990 RC R PROTOTYPE(カモフラージュグラフィック) 年 990 RC R PROTOTYPE(カモフラージュグラフィック)
年モデル
ケーティーエム 990 RC R PROTOTYPE

990 RC Rのプロトタイプ。2024年7月に発表された。その後、様々な経緯があり、市販型の発表は2025年10月となった。※画像は、プロトタイプ発表時のプレスリリースから。カラー&グラフィックはカモフラージュのためのもの

基本スペック

タイプグレード名 990 RC R PROTOTYPE
仕向け・仕様 海外メーカーモデル
原動機型式 LC8c
原動機種類 4ストローク
冷却方式 水冷
ブレーキ形式(前) 油圧式ダブルディスク
ブレーキ形式(後) 油圧式ディスク
懸架方式(前) テレスコピックフォーク
フロントフォークタイプ 倒立フォーク
懸架方式(後) スイングアーム式
ショックアブソーバ本数(後) 1