ヤマハ | YAMAHA YZF-R9

車輌プロフィール

YZF-R9は、2025年の新型モデルとして、2024年10月に発表されたスーパースポーツモデルだった(日本発売は2025年10月から)。搭載したのは、排気量890ccの並列3気筒エンジンで、MT-09やXSR900、トレーサー9などに搭載されたCP3エンジンと同系統。つまり、CP2エンジンにおけるMT-07やXSR700と、YZF-R7との関係と同じだった。フレームは、YZF-R9専用に開発されたアルミ製のデルタボックスで、スーパースポーツ用フレームらしく、ねじれや縦横方向への剛性は、他のCP3エンジン搭載モデルよりも高いものになっていた。それでいて軽量なのも特徴で、フレーム単体での重量は、わずか9.7kgだった。スタイリングは、2020年代のYZF-R・シリーズの方向性を維持しながら、よりシャープなものとなり、ヤマハの公道用モデルとしては初めてウイングレットを備えていた(※)。クランプの下にクリップオンで取り付けられたハンドルは、YZF-R7よりも低くなっていたが、レーシングモデルほどではなかった。2020年代のスーパースポーツらしく、6軸IMU(慣性測定ユニット)を中心に、様々な電子制御システムが組み込まれていた。その主なものは、ライディングモード選択、クイックシフター、クルーズコントロール、ローンチコントロール、リフトコントロールなど。ライダー自身で設定可能なスピードリミッター機構も備えていた。※日本国内モデルとしてはYZF-R1M(2025年3月発売)が初採用となった。

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