
ホンダ GYRO X
1981年11月に発売されていたストリームに続く、スリーホイールの新感覚乗り物「スリーター」の第二弾モデルとして登場したのがジャイロXだった。49ccの空冷2ストロークエンジンを搭載し、フロアステップ、無段階自動変速なところは、いかにもスクーターだったが、後輪はダブル。不整地や雪道など、不安定な路面でも走ることを可能にしたことがうたわれた。ワンタッチのパーキングブレーキや、悪路走破のためのノンスリップデフなど様々な独自技術が投入されていた。
基本スペック
| タイプグレード名 | GYRO X |
|---|---|
| モデルチェンジ区分 | 新登場 |
| 発売年 | 1982 |
| 発売月 | 10 |
| 仕向け・仕様 | 国内向けモデル |
| 全長 (mm) | 1595 |
| 全幅 (mm) | 625 |
| 全高 (mm) | 1395 |
| ホイールベース (mm) | 1135 |
| 最低地上高(mm) | 105 |
| 乾燥重量 (kg) | 81 |
| 車両重量 (kg) | 86 |
| 最小回転半径(m) | 1.7 |
| 乗車定員(名) | 1 |
| 燃料消費率(1)(km/L) | 71.0 |
| 測定基準(1) | 30km/h走行時 |
| 原動機型式 | TA01E |
| 原動機種類 | 2ストローク |
| 気筒数 | 1 |
| シリンダ配列 | 単気筒 |
| 冷却方式 | 空冷 |
| 排気量 (cc) | 49 |
| 内径(シリンダーボア)(mm) | 40 |
| 行程(ピストンストローク)(mm) | 39.3 |
| 圧縮比(:1) | 7.2 |
| 最高出力(PS) | 5 |
| 最高出力回転数(rpm) | 6500 |
| 最大トルク(kgf・m) | 0.56 |
| 最大トルク回転数(rpm) | 5000 |
| 燃料供給方式 | キャブレター |
| 燃料タンク容量 (L) | 5 |
| 燃料(種類) | レギュラーガソリン |
| 満タン時航続距離(概算・参考値) | 355.0 |
| エンジン始動方式 | セルフ・キック 併用式 |
| 点火装置 | C.D.I.式 |
| 点火プラグ標準搭載・型式 | BP4HS |
| 点火プラグ必要本数・合計 | 1 |
| エンジン潤滑方式 | 分離給油(2スト) |
| 2ストエンジンオイルタンク容量 | 1.30 |
| クラッチ形式 | 乾式・多板 |
| 変速機形式 | Vベルト式・無段変速 |
| 変速機・操作方式 | 自動変速 |
| フレーム型式 | アンダーボーン |
| キャスター角 | 27°00′ |
| トレール量 (mm) | 84 |
| ブレーキ形式(前) | 機械式リーディングトレーリング |
| ブレーキ形式(後) | 機械式リーディングトレーリング |
| 懸架方式(前) | ボトムリンクフォーク |
| 懸架方式(後) | ユニットスイング式 |
| タイヤ(前) | 3.50-8 |
| タイヤ(前)構造名 | バイアス |
| タイヤ(前)プライレーティング | 2PR |
| タイヤ(前)タイプ | チューブタイヤ |
| タイヤ(後) | 5.40-6 |
| タイヤ(後)構造名 | バイアス |
| タイヤ(後)プライレーティング | 4PR |
| タイヤ(後)タイプ | チューブタイヤ |
| スピードメーター表示形式 | アナログ |
| 車両装備:パーキングブレーキ | 有 |
| 車両装備:キャリア | 有 |

